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クズ(葛)
生薬名 | カッカ(葛花)、カッコン(葛根) |
基原植物 | クズ(葛) |
分類 | マメ科 |
基原学名 | Pueraria lobata (Ohwi) |
適用 |
クズ(葛)の根はカッコン(葛根)という生薬で、多くの漢方薬に配合されいる。風邪などの症状が出た際に飲まれる「葛根湯(カッコントウ)」が有名。 |
葛は秋の七草のひとつとして万葉集にも歌が詠まれ、葛の根からとれるデンプンから葛饅頭、葛切り、葛餅などの御菓子、漢方薬の葛根湯、また、茎からとった繊維は葛布など、実用性の高い植物として用いられてきました。 さらに、現代の技術で研究された結果、お腹の脂肪(内臓脂肪・皮下脂肪)を減らすのを助ける成分として「葛の花由来イソフラボン」を使った健康商品やサプリが販売され、古くから日本人に親しまれてきた葛に、新たな健康効果も期待されています。 |