薬用人参配合 和漢胃腸薬 陀羅尼助丸
陀羅尼助の由来
大和の国、大峯山の開祖、役ノ行者(役ノ小角)が約1300年前、大峯山開山のとき、山中に生え茂るキハダ(黄蘗)の樹皮よりそのエキスをとり、胃腸の病をはじめ、内蔵・外傷等に薬効あることを知り、広く人々の病に困るのを助けるため、自分の念持仏である孔雀明王陀羅尼経を唱えながらこれを製し、「陀羅尼助」と名付けて施薬を作ったものと伝えられています。その後も吉野山に伝承製薬されて、大峯修験者の必携身薬とされていることは皆様もご承知のことと存じます。
このような症状に服用してください
胃弱の方に
病院でもらった薬では良くならず、憂うつな日々をお過ごしの方には、ゲンチアナの効果が陀羅尼助丸で期待されます。
二日酔い、悪酔のむかつきに
仕事上の接待、仲間同志のおつきあい等で、つい飲み過ぎて苦しい時には一度、陀羅尼助丸をお試し下さい。
食べ過ぎの方に
普段から丈夫でない胃腸を酷使することが多い方や、忘年会や新年会の時期、胃腸の調子がくるいがちな方は、陀羅尼助丸で不快な胸やけを治して下さい。
食欲不振に
センブリは日本民族が室町末期頃開発した民間薬です。そのセンブリを含んだ陀羅尼助丸で食欲を高め、胃腸を整えて下さい。
消化不良でお悩みの方に
食事は体調を気にしながらという方には、陀羅尼助丸に含まれているオウバクエキス・ゲンノショウコの相乗作用が力強い効果を発揮します。
はき気の時に
胃もたれ、胸つかえ、嘔気、悪心等は陀羅尼助丸に含まれているオウバクの作用により爽快になります。
陀羅尼助丸の成分
オウバク<キハダ>
オウバクはベルベリンを主成分とする生薬で抗炎作用があり、漢方では健胃・消炎・消化不良などに用いられています。
センブリ
わが国の民間薬として古来より、苦味性の健胃消化剤として、胃弱、胃部・腹部膨満感、胃のむかつきなどに用いられています。
延命草
古くから苦味健胃薬として民間薬にも配合され、消化不良、食欲不振などに用いられています。
ニンジン
ギンセノシドを主成分とし、古来より高麗人参として珍重され、胃腸虚弱や食欲不振の改善に用いられます。
ケイヒ
芳香性の成分が胃の炎症を静め、消化不良、食欲不振にに効果があります。
ゲンチアナ
苦味・芳香性の健胃整腸薬として広く用いられ、胃痛、腹痛、二日酔いに用います。
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効能・効果
胃弱、消化不良、食欲不振(食欲減退)、胃部・腹部膨満感、食べ過ぎ(過食)、飲み過ぎ(過飲)、胸やけ、もたれ(胃もたれ)、胸つかえ、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔い、悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐
用法・用量
15歳以上 | 1回 20粒 |
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11歳以上15歳未満 |
1回 13粒 |
8歳以上11歳未満 |
1回 10粒 |
5歳以上8歳未満 |
1回 6粒 |
3歳以上5歳未満 | 1回 5粒 |
※1日3回食後白湯または清水にて服用してください。