• ログイン
  • お問い合わせ
  • 電話番号: 0746-32-3025
コンテンツ

オウバク

生薬名 オウバク(黄檗)
基原植物 キハダ
分類 ミカン科
基原学名 Phellodendri Cortex
適用 止瀉及び苦味健胃薬として胃腸薬の原料
抗菌、消炎作用など


『陀羅尼助丸』に配合されている「オウバク(キハダ)」は梅雨が成長期で、水揚げが多くなり、皮が剥がれやすくなります。そのために6月~7月の中旬頃が皮むきの適期で、この時期に採取を行います。

この時期は樹皮と木との間、または樹皮と厚いコルク層との間にある形成層が盛んに分裂しているので細胞が柔らかく、樹皮やコルク皮を簡単に剥ぐことができます。

木から剥いだばかりの樹皮の内側は滑らかでみずみずしく、鮮やかな濃い黄色をしています。原植物の「キハダ」という名前はこの樹皮の色に由来しています。