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ゲンチアナ

生薬名 ゲンチアナ(健根)
基原植物 ゲンチアナ
分類 リンドウ科
基原学名 Gentianae Radix
適用 苦味健胃薬として食欲不振、消化不良に配合剤として用いる


『陀羅尼助丸』に配合されている「ゲンチアナ」は、ピレネー山脈、アペニン山系及びカルパチヤ山脈より小アジアのタウルス山系に至る広大な地域にわたって分布する、亜高山性の多年生草木です。

ヨーロッパでは古代から用いられ、1世紀の『ディオスコリデス本草(ギリシャ本草)』や『プリニウス博物誌』によると、ゲンチアナの名称は、紀元前2世紀にその薬効を発見したイリリア国王のゲンチウスに因るとされ、それが通説となっていました。しかし、更に古い時代の文献である『ヒポクラテス』などにゲンチアナの名が見られるので、この説は誤りだったようです。