『味覚糖 陀羅尼助飴 箱入り』に配合されている「大和トウキ葉」
セリ科の多年草。本州中・北部に分布する。全体に芳香をもち、根を漢方では「当帰」
と称して婦人の要薬です。とくに奈良県南部山間地の急傾斜地で江戸時代頃より栽培
される「トウキ」は品質が良いとされ、「大和トウキ」のブランドで全国に流通してきました。
トウキ(当帰)とは「「当(まさ)に帰る」という意味で、病弱な女性がこれを服用すると「きっ
と元に戻るだろう」、元気になって「女性が実家から嫁ぎ先に帰るだろう」または「夫が我が
家に帰るだろう」などから来ていると言われています。
根は薬ですが、平成24年より、葉の部分が「非医」扱いとなったことから、トウキ葉の有効
利用が注目されるようになってきました。
「大和トウキ葉」には、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用が強い「ビタミンE」が多く含まれてい