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和漢原料の名称の由来⑥

『味覚糖 陀羅尼助飴 箱入り』に配合されている「大和トウキ葉」

セリ科の多年草。本州中・北部に分布する。全体に芳香をもち、根を漢方では「当帰」

と称して婦人の要薬です。とくに奈良県南部山間地の急傾斜地で江戸時代頃より栽培

される「トウキ」は品質が良いとされ、「大和トウキ」のブランドで全国に流通してきました。

トウキ(当帰)とは「「当(まさ)に帰る」という意味で、病弱な女性がこれを服用すると「きっ

と元に戻るだろう」、元気になって「女性が実家から嫁ぎ先に帰るだろう」または「夫が我が

家に帰るだろう」などから来ていると言われています。

根は薬ですが、平成24年より、葉の部分が「非医」扱いとなったことから、トウキ葉の有効

利用が注目されるようになってきました。

「大和トウキ葉」には、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用が強い「ビタミンE」が多く含まれてい

ます。201781014321.bmp