『陀羅尼助丸』に配合されている「センブリ(当薬)』
千回振り出しても(煎じても)まだ苦みが残っているということからつきました。
また、当薬(とうやく)とは「当(まさ)に薬」の意味からきたもので、良く効くことをあらわしています。
「良薬は口に苦し」とはセンブリにぴったりの表現です。センブリの名前を聞きますと、植物の姿を
知らなくても「苦い薬草」と答えるくらい良く知られています。
センブリは、リンドウと共に秋の山野では最も遅く咲く花です。小柄な植物で花も小型ですが、草原
で見事な星型の花に出会った時は、思わず心引かれると思います。