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漢方いろいろ・・・

和漢薬原料の名称の由来②

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『陀羅尼助丸』に配合されている「センブリ(当薬)』

千回振り出しても(煎じても)まだ苦みが残っているということからつきました。

また、当薬(とうやく)とは「当(まさ)に薬」の意味からきたもので、良く効くことをあらわしています。

「良薬は口に苦し」とはセンブリにぴったりの表現です。センブリの名前を聞きますと、植物の姿を

知らなくても「苦い薬草」と答えるくらい良く知られています。

センブリは、リンドウと共に秋の山野では最も遅く咲く花です。小柄な植物で花も小型ですが、草原

で見事な星型の花に出会った時は、思わず心引かれると思います。

 

自社栽培のキハダの実

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昨年の秋に収穫した「キハダの実」です。

これから、実を外し乾燥⇒粉砕⇒粉末⇒滅菌⇒乾燥で、

『味覚糖陀羅尼助飴』の原料になります。

 

キハダの実は、食用に使用できる和漢原料ですが、植樹して実をつけるのに約20年かかります。

枝先に黄緑色の実の付いている房ごとを採取し、乾燥して、房から外します。

実をかじると口の中にハッカに苦みを加えたような味が広がり、山椒の様なスパイシーでピリリと

した強い苦みがあります。キハダの実はアイヌ民族の間で食べられてきた木の実で、アイヌ語で

シケレベと言います。食用の他に風邪薬として食べられてきた伝統的な木の実です。

   

和漢薬原料の名称の由来①

20172193323.JPG『陀羅尼助丸』に配合されている「延命草(エンメイソウ)」

あるとき、旅人がひどい腹痛で苦しんでいた。そこに弘法大師が

通りかかり、道ばたの草を引き抜いて与えると、たちまち元気に

なった。それ以来、この草は、行き倒れの病人を引き起こす、の

意味で、ヒキオコシと呼ばれるようになった。

ヒキオコシは、日本全国の山地に自生するシソ科の多年草で、

その地上部は、「延命草( エンメイソウ)」と呼ばれ、民間では、

苦味健胃薬として、腹痛、食欲不振、消化不良などに用いら

れてきた。成分のエンメインには薬理実験で抗菌作用と抗腫

瘍作用が認められている。